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「諦念の美学」What?

村山の秘書の森田です。

米国から来日して高校で英語を教える知人は、
英訳された日本文学を片っ端から読む生粋の文学青年です。
ミシマとハルキが最も好きという彼ですが、
川端康成の「雪国」は何度読んでも
駒子と島村の関係がわからない、と言います。
「諦念の美学」など彼にとっては想像の埒外で、
グレーゾーンのまったくないあっけらかんとした感覚は
ある意味、羨ましい限り。
しかし一緒に文学談義をすると、
こういう「日本ファン」もいてくれるのだなと
嬉しくなります。
彼の日本人の妻はひと言「面倒な人!」(笑)と
身も蓋もない表現をするけれど。