「英-日連携インターンシップ」の一歩

スタッフの岡田です。

ここ最近、真冬の寒さが続く英国からやってきた大学生が、
日本の大手旅行会社で1年間のインターンシップを開始します。

英国・サリー大学は、観光教育・研究分野では
世界的リーダーであり、私も修士課程を修了しました。
そのつながりで、同大学の
観光・ ホスピタリティマネジメント学部長の
グレアム・ミラー教授から教え子のC君が1年間の
インターンシップを日本で希望しているので
助けてほしいと年初に相談があり、日本側の受入体制が
難しいだろうと思いつつお世話になっている旅行会社に
相談したところ、インバウンド部門で人材が必要とのこと。

さっそく日本語学習のために短期訪日中だったC君を伴い、
旅行会社に面接を受けに生き、彼の熱意や双方にとっての
メリットなどを伝え、様々な課題解決策を検討。
予想外のうれしい展開の中、同社そして同大学でも初となる
「英-日連携インターンシップ ~産学国際連携による人材育成」の
一歩ともいえる動きとなりました。
企業、大学、そして、それをとりもつ関係者の協力があってこその
取り組みで、訪日インターンシップにより、本人そして受入側の
多様性も高まることが期待されます。

さて、最大の関心事は、なぜ、彼が日本での
インターンシップを選択したのか。
彼のお父様はEUの国際組織に勤務、
幼少から海外出張が多くほぼ家族同伴され、
訪問先のひとつだった日本の印象が深く、
再訪したいと熱望していたとのことです。
それでも、遠く親元を離れ長期間、全く文化の
異なる地での仕事をする選択とは、かなりの信念と決断、
そして、家族の決意もあったことでしょう。

再認識したのは、過去の子供の頃の旅行経験が
その後の生き方に、こんなにも影響するということです。
家族一緒の安心の枠の中での異文化体験が、
自らの人生を方向づける貴重な機会にもなっているのです。
海外とは全く異なる日本の企業に身を置き、
その経営、業務の進め方、人間関係などに加え、
私生活からも多くの学び、多様な困難に
ぶつかることは明白です。
1か月、3か月、半年、1年後の彼の成長ぶりが
とても楽しみでもあり、私自身も彼を通して、
多くの学びがありそうです。
奮闘の様子は、時々ご報告します!

☆サリー大学
 
http://www.surrey.ac.uk/
 http://www.surrey.ac.uk/subjects/hospitality-tourism

☆サステイナブルツーリズム専門の
ミラー教授の講義が日本でも聞けます。
https://www.wakayama-u.ac.jp/news/2015062300041/