14~15歳での異文化体験

スタッフの岡田です。

先日、地下鉄を待っているときに、オーストラリアからの
学生研修旅行グループに出くわしました。先生が4人、
中学生が16人。ケアンズの郊外にある語学学校が
夏休み期間中に実施する研修旅行で、学生たちは初来日です。

リーダー格の先生は慣れた様子で地下鉄を待っていますが、
手にはしっかりとメトロ地図を握りしめ、「何番で降りるの?」と
学生たちに問いかけると「○○番」と答える声。
駅名に添えられた番号を頼りに、学生たちも日本の地下鉄の
乗り方を習得します。

先生らしき方に「どちらにいかれるのですか?」と
聞くと「東大前」。あの日本を代表する大学見学かと聞くと、
「宿があるんです」という。口コミで知った和風の宿らしい。
近くにいた間もなく中学3年生になる2人の女子学生は、
恥ずかしいけどお風呂にも挑戦したと話す。
親元を離れてホームシックになりそうといいつつ、
今晩の楽しみは先生が宿の近くに見つけたラーメン屋での
夕食と、これから何が起こるのかワクワク感が伝わってきます。

その日は、原宿、明治神宮前、表参道などを散策し、
昼には丸い大きなオクトパスの入った…というので、
「たこやき?」と聞くと、そう、とてもおいしにかったと。
外国の方にもあのこってりソースは格別においしいらしい。
ダイソーの大きな袋をかかえ、100円ショップも存分に楽しみ、
購入商品を見せ合う姿は日本の女子学生と変わりません。

滞在は3週間で、到着後2日間、東京で過ごした後、
日本語学習のため提携している新潟県津南市にある
語学学校に2週間ほど通学。みなホームステイ予定。
その後、京都、奈良、広島、姫路などをまわり
関空から帰国されるとのことでした。

まずは、ザ・東京を楽しみ、地方で日本語を学習をしながら、
ごく普通の日本の生活体験からスタート。いいこと、
困ったこと多くの気づきを促すことでしょう。
日本での日常体験を経て、?古都では連綿と受け継がれる
日本の文化、歴史を体感。様々な角度から?日本を?知ることで、
また来ようという希望や目標を抱?きつつ、
母国での日本語学習?への意欲が高まります。

来年は、津南の語学学校から日本人学生がケアンズ側の
学校を訪問、英語学習や現地体験をされるそうです。
地方レベルでの国際交流は、小規模ながらも進んでいることを
再認識しました。降車寸前に、思いがけず女子学生が
ブーメランのキーホルダーを私に手渡してくれました。
初訪日の不安が多いなかでも、
オーストラリアン ホスピタリティは忘れません。

14~15歳での異文化体験、
特に日本という他国とは大きく異なる
環境で3週間過ごすことが、彼らのその後の人生にどのような
影響をもたらすのか、とても?関心があります。
まずは、疲れきった自宅への帰途をこんなにも充実させてくれた
御一行に感謝し、ひそかにケアンズの同校行きを計画中です。