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インバウンドの大きな意味「リ・バウンド」

スタッフの岡田です。

先週、夕食の際、高校1年の二女から、
「今日、『留学生が先生』だったの」、と報告がありました。
きたきた、とても楽しみにしていたんだ、と心の中で
思っていたのですがぐっとこらえて
「ふ~ん、で、どうだった?」と。
(こちらからあれこれ聞き出そうとすると却って
話をしなくなる難しい年齢です…)
「2人いて、一人が台湾、もう一人がアルジェリアから
の先生。おもしろかったよ。」
どちらも日本の大学に留学している研究者とのことです。

それぞれの出身地の基本情報からはじまり、
来日の理由や今の研究の内容、そして、今後の希望など
話されたようです。こういう場を通して高校生に
早い段階から大学での学びへの期待や将来のこと、
国際意識を醸成するといった高校側の意図が伝わります。

「アルジェリアの先生はね、アラビア語、英語、フランス語、
そして日本語も上手なの。東大で研究しているんだって。
断食の時期があって何も食べずに日中過ごして、
夜しっかり食べるらしい」

「そうそう、ママもイギリスに留学しているときに
トルコの学生がいて、一緒に断食やったことがあるよ。
食べるものにも決まりがあって、ハラールって知ってる?」

などなど話が広がり、娘の目が輝き始めます。

「台湾はね、日本から5~6時間でいけて食べ物も
おいしいらしい。台湾の人は雪が好きらしいよ」

「そうそう、今、北海道にたくさん台湾からの旅行者が
いるのよ。スキーとか、温泉も好きみたい。台湾は近いし、
今度行ってみる?2~3日あれば様子は見てこれるよ」
「うん、部活のないときに行けるかな。」
やった~、これだこれだ、私が待っていた返答です。

こうした直接外国人と触れることで、ほとんど関心の
なかった国に目を向ける、そして、行ってみようと思う。
これがインバウンドの大きな意味だとも思っています。

インバウンドビジネスを中心にしていますが、
実はそれが国際交流を促すきっかけとなり、
少々元気のないアウトバウンド市場も促進、
さらには外国人に評価された地域を改めて日本人が
訪れようと国内旅行も促進、まさに、
「リ・バウンド」を目指しているのです。
(日経MJ 10月14日号の1面参照)