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外国語に訳せない日本人のこころ、言語にも国民性

日本語

こんにちは。スタッフの刈部です。

先日、ソウルへ行った際に、東大門市場という、夜から明け方までが
一番賑わうショッピングエリアにある革製品の店を覗きました。

たまたま他のお客さんもいないので、いろいろと試着したりしながら
話をしたのですが、その際に、「このスタイルの黒はないの?」と聞くと、
「あいにくその形ではないんですよ」という答えが。
「日本語上手ですね」と返すと、東京へ市場調査に行ったりするので、
頑張って勉強したそうです。
そして、日本語には「あいにく」という言葉があるけれど、
韓国にはそういうニュアンスを伝える言葉はないと教えてくれました。

あらためて「あいにく=生憎」という言葉を広辞苑で調べてみると、
「期待や目的にはずれて都合のわるいさま、折あしく」。
何かを人に尋ねたときに、「あいにくですが……」と前につくと、
相手に対して申し訳ないと思っているという感じがよく伝わりますよね。

たしかに、韓国では、相手を思いやるよりもまずは自分のこと、
というところがあるので、そうした言葉がないのは当然のことかもしれません。
「思いやり」という言葉も韓国語にはないそうです。
言葉にも国民性が現れるのですね。

韓国に限らず、世界は広いので日本人とは性格や考え方からはじまり、
いろいろなところが異なる人たちが大勢いるでしょう。
外国からのお客様が増えて、日本人との違いを目の当たりにする機会が増える
昨今、頭も気持ちも柔軟な姿勢で臨めたら……と思います。